いつみても適当

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電源難民、新宿の街をさまよう

 外で自由に仕事できる、デスクを離れても怒らない。そんな話にあこがれて現在の職場に入ったけれど、意外と困ったことがある。結局のところ、外で仕事できる場所は少ない。

 とりわけ困るのが電源だ。ノマドに慣れ親しんだ意識の高い皆々様は予備の電源など当然のように持っているのであろうが、私は持っていなかった。それでも、端末を満タンにしておけばいいのだろうが、すぐに充電することを忘れてしまう。

 結果訪れるのが何か、電源切れである。ただ、お仕事柄そんなことは許されないので、すぐにカフェを探す。電源があるカフェだ。だが、意外とそんなものはない。今日は新宿でそんな事態になったのだが、自分が求めている距離と場所に店がなかった。

 最初に目に入ってきたのは星野珈琲だ。気になったので、ちらっと見てみた。地下にある店、降りて気づいた。「スフレ館」と書いてある。おいしいスフレがウリの場所らしい。しまった、スフレが目当ての人の横でパソコンはカタカタできない。「スフレ館かよ」小さい声で呟いてしまった。

 違う場所を探した、次に見つかったのがおしゃれな感じのカフェ。ギリギリ電源が残っているときにネットで調べた情報によれば電源が使えるらしい。2階まで上がる、店を見る。めっちゃ混んでた。

 結局ここでも電源にはありつけなかった。しかも降りる手段がエレベーターしかない場所、すぐには下に降りれない。どんどん時間が過ぎていく、悲しい限りだ。何とか2階から降たときには、電源を探し始めてから15分以上経っていた。

 もう少し広い通りにでてみる。また星野珈琲を見つけた。お店に入る、

「電源は?」

「当店ではそのようなサービスは」

 一瞬だった。普段からカフェを使うわけではないのだが、星野珈琲はおいしいコーヒーや料理を楽しむためのお店らしい。そういう意識の高さは求めてなかった。

 結局またうろうろする。最終的に見つけたのはルノアール。最近ルノアールをよく使うようになったのが、やはり安定のクオリティ。電源もあるし静かだし、となりでやばい人たちが商談する可能性を除けばばっちりだ。今度からはまずルノアールを使うようにしよう。

 

 ちなみに後で知ったのだが、都市部のルノアールだといい感じの時間帯には並ぶこともあるらしい......。電源を見つけるのも簡単ではないようだ。早く充電器を買った方がいいのかもしれない。