いつみても適当

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卵がうまく割れない

「べちゃっ」

 

水っぽい音とともに、生卵がフローリングの床にダイブした。

「やっ」

 

声にならない叫びをあげた私は、生卵がいたの隙間にしみてしまわないようにさっとすくう。

 

その後、ペーパータオルで生卵が落ちた後に広がる、ぬるぬるした痕跡をぬぐう。1個の命が無駄になってしまった。もったいない(無精卵だろうけど)。そんななんとも言えない無力感がつのる。

 

結局卵かけご飯はあきらめることにした。生卵をやめて、納豆にすることにした。動物性たんぱく質ではなく、植物性だが仕方あるまい。生卵をもう一個割るようなことはしたくないのだ。

 

閑話休題

 

こんな感じで、私は生卵を割るのがとても苦手である。床にぶちまけることはそれほど多くないが、シンクに勢いよく卵をぶつけすぎてそのままぐしゃっとつぶしてしまったり、殻が残っていることなんてしょっちゅうだ。

 

目玉焼きを食べていると「ガリッ」とした感触があって、よく苦い顔をしたりもする。

 

もちろん、速水もこみちのように片手でクールに割るような姿にはあこがれる。自意識たっぷりに別に大したことをしているわけでもないにできるあのどや顔。私もしてみたい。

 

「ドヤっ、これが卵を割るもこみちやで!」みたいな顔を。

 

だが、デキない。だいたい失敗しないように、そーっと加減して両手で慎重に割るようにするだけだ。

 

どうすればうまく卵を割れるんだろう。そんなことを考えてしまった。もっと生産性の高いことを考えた方がいいのかもしれないけれど。

 

ちなみにこの本面白そうですね。今度読んでみよう。