納豆ご飯 うまい

　私は貧乏性なのかもしれない。ほとんどお金を使わずに生活している。別に無理に節約しているわけでもない。飯は1食200円くらいしかかからないものを食べている。それで十分なのだ。

　もちろん基本は自炊をしている。安いしそこそこうまいからだ。だが時にはめんどくさい気持ちになる。掃除よりは少ないけれども。ただ、そんな時でもコンビニやスーパーで総菜や弁当を買うのはなんだか負けた気がしてしまう。だからよく納豆を買ってご飯にかけて食べる。

　貧乏人の主食、貧者の飯のようなきらいもある納豆飯。確かに安い。おかずや汁ものをつけなれば60~70円くらいで1食すますことができてしまう。だが、自分はこれが好きだ。貧乏くさいと思われるかもしれないが、納豆の豆感と少々甘めのたれとからしの組み合わせが非常にいい。とにかく好きだ。

　アツアツの玄米にぶっかけた後にかきこむ、この一連の動作とその後口に広がるなんともいえないにおい、豆とたれの甘味が感じられると、私は幸せな気持ちになる。人類平和とか、情熱的な愛、社会的な成功よりもよっぽど重要な幸せなんじゃないかとも思う。もっと根源的な意味での愛、LOVEといってもいいかもしれない。まあ人はただの貧乏の戯言と思うのかもしれないが。

　とはいえ、賃金労働をしていて、そこそこお金も入ってくるようになったので、もう少しいいものを食べた方がいいのかもしれない。まあコメは別として納豆はもっといいものを選んでみようか。

　納豆はスーパー食品ともいえるくらい健康にいいらしい。だが、実際のところ安すぎる納豆は遺伝子組み換えの大豆を使用していたり、農薬をばりばり使っていたり、納豆菌が人工のものだったりとあまりいいことはないらしい。

　ぼちぼちスーパー専売のオリジナルブランドはやめた方がいいのかもなあ。ちなみに最近気になっている納豆はこちら。粒が大きくてうまそうだよね。というわけでぼちぼち仕事に行きます。