ぼっちめし1 中野満点食堂 ビーフカレー460円 中野区役所にある粋な食堂
私はフリーで働いているので、いつもぼっちだが、飯の時もぼっちだ。
そんなぼっちがお昼に食べたものを紹介していきたい。
今回食べたのは、中野区役所2階にある、中野満点食堂が提供する「ビーフカレー」だ。
生活保護申請できる窓口の近くにある中野満点食堂
中野満点食堂があるのは、中野駅から歩いて徒歩5分ほどに位置する、中野区役所だ。
入るとフロント右手に中野満点食堂の案内が出ているので従おう。
階段上ってすぐの窓口を右に進み、指示に進んで従っていくと、これまた右手に見えてくるのが中野満点食堂だ。
区役所の中なのでしっかり写真はとっていないが、びっくりするくらい区役所の中なので迷わないようにしよう。
中野満点食堂は、いたって普通の区役所にある食堂、といういでたちだが、一般開放されている。
宴会、パーティの受付もしており、これは単に予測にしか過ぎないが近所の大学や某ビールを作っている企業が、ここでどんちゃん騒ぎをしていたりするのかもしれない。
ちなみに客層は幅広く、私のようなひょっとしたら無職かもしれないようないでたちの人間もいれば、区役所で働いていそうなパリッとしたスーツを着た紳士。その辺に住んでいるであろうおばさん。よくわからない美大生風の女性まで様々。門構えは少し人を選ぶかもしれないが、中はいたって普通だ。その辺はご心配なく。
カレー以外にもそばや定食、豊富なメニュー
今回わたしが食したのはビーフカレー460円。だが、中野満点食堂にはこれ以外にも、日替わり定食や食堂飯でおなじみ、そばなど、実に多様なメニューが並ぶ。
日に日にメニューは変えているようなので、何か特別食べたいものがあるという方は、事前に調べてから行った方がいいだろう。
注文は食券を買う方式。購入したら厨房前にいるおばちゃんたちに手渡す。おばちゃんたちは、こんな半分無職みたいな生活をしている20代にも優しいのんで安心だ。
ちなみに、水や煎茶が無料で飲める。セルフで頼むタイプのお茶だと、暖かいものしか出ないお店も少なくないが、中野満点食堂では「つめたい」煎茶が飲める。これが意外とありがたい。味は普通のドリンクバーで出てくる味だ。
レトルトかと思いきやちゃんとしたビーフカレー 量すごし、ただしビーフ少なめ
そんなこんなでお茶とトレーを準備していると、すぐさまおばちゃんの手からビーフカレーが手渡される。カレーはほとんど待ち時間なく提供された。基本的にある程度作ってあるようなので、他の食べ物もそれほど待たずに出てくるだろう。
厨房のおばちゃんたちはこぼれたカレーもしっかり拭いてくれる、私が通っていた大学の食堂にはなかった菩薩のような優しさだ。
さて、ビーフカレー460円どんなものか。量はかなり多い。460円でこの量が出てきたらお得ではないだろうか。食の細いかただと、少し多く感じるかもしれない。
肝心の味は、甘口だ、「カレー風味のハヤシライス」といってもいいくらい甘い。具材も玉ねぎ、お肉、マッシュルームと、今こうやってあらためて文字に起こしていて気づいたが、どう考えてもハヤシの具材だ。
ただ、しっかりとスパイスの風味はきいていて、カレーっぽさは失われていない。一口食べればわかる、おいしい味付けだ。甘口が親の仇のように苦手、というのでなければ十分に満足できる味だろう。
片づけはセルフサービス。食べ終わったら、食器を片付けるのを、お忘れないよう。では、てへぺろ
中野満点食堂 基本情報
営業日 不定休 要連絡
営業時間 11時~3時半
電話番号03-3387-9359